問題解決思考のトレーニングには元Mac開発チームのスローガン「海軍より海賊を」が参考になる

ビジネス環境が激変している今、過去の成功事例が役にたたなくなっている。

商品サイクルも早くなり、業界の垣根を越えた競争が激化している。テレビゲーム業界はスマホの様々なアプリと競争し、酒を飲む場は居酒屋だけでなく、コンビニや牛丼屋、LINEのビデオ通話にまで広がっている。

特に日本は人口減と少子高齢化によりマーケットが縮小する中、利益を確保するために、新たな顧客を開拓するのが重要になっている。

いつ本業が社会から不要となり消滅するか分からない時代には、マニュアルを重視することにあまり意味はない。ジョブズが生前に、Macの開発チームを率いていた時に「海軍より海賊を」という有名なスローガンがあったが、これは問題を迅速に解決するためにはとても大切な概念だ。

官僚主義で決められた事しかできない、指示待ち人間が所属する組織は、思考停止してしまう人材を量産し、あっという間に淘汰されてしまう。しかし、海賊のように自由奔放に荒波を乗り切る術を身につけていれば、嵐のような激しい波にも、人任せずにせず、個々が能力を最大限発揮しピンチを乗り切ることができる。

ビジネスパーソンは日々様々な問題に直面している。一つの問題が解決しても、更に難易度の高い問題を解決しなければならない。このような状況下で大切なマインドは、問題を解決するのは呼吸するのと同じくらい当たり前のことだ、と意識を変えることだ。

さらには、問題がないと生きていけない位のレベルまで意識を高めるとよい。ビジネスを成功に導くのは、8割マインドで、2割が技術だ。どんなピンチに陥っても、諦めない不屈の精神が、技術の限界を超えることができる。

そのために禁句にすべき言葉は、

「面倒臭い」
「後でやろう」
「ありえない」

等のネガティブワードだ。このような言葉は、自分の成長を阻害し、逆に面倒なことが雪だるま式に増え、結果的に後戻りできないような面倒なことが山積みになり手に負えなくなる。

面倒な事を率先して取組めば、新たな経験値を得られスキルアップできる。また、先延ばしする事を止め、拙速主義を心掛ければ、スピードが快感になり情報処理速度は飛躍的に上がる。

ありえないことには、常識という概念から抜け出し、柔軟な対応力、抽象度の高い思考力を身につけることができる。

あらゆる物事を他人事ではなく自分事として考え「解決できないなんてありえない」と全存在で認識すると問題解決力は日々、飛躍的に向上していくだろう。