デジタルデトックスで心身共にリフレッシュする

最近、頻繁に「スマホ依存」「facebook疲れ」等オンラインの繋がりによる疲労を声にする人が多くなった。

スマホの普及によってコミュニケーションのスピードは格段に上がり、24時間絶え間なくメッセージの交換が行われ、素早いレスポンスを求められるようになっている。

それに伴い片時もスマホから手放せない状態が当たり前になり、いつしか依存症になってしまうようだ。特に女性はこういった繋がりを非常に重要視しているため、男性よりも遥かにメッセージをやりとりする頻度が増えて、依存症に陥るケースが多い。

街のいたる所でスマホを凝視する光景が一般化しているが、かなり危険な状態だ。視覚、聴覚をスマホに気を取られ、現実世界の人の動きや車の走行状態などが認識できないため、危険な状況を瞬時に察知できず、事故のリスクは格段に上がる。

自転車に乗りながらスマホをいじっている学生をよく見かけるが、視覚だけのデジタル世界に浸りすぎて、リスクを想定することができなくなっているのだろう。このように、多くの人が依存症に近い状態に陥っており、スマホを使いこなすのではなく、使わされているという状況になっている。

このようにデジタル世界一辺倒になっているからこそ、オフラインを求めるニーズも顕在化している。


圏外を買う時代

つながり疲れを癒し、自然な環境に身を置きたいという欲求が増えており、世界的にもインターネットから一定期間距離を取る活動が広まっている。デジタルデトックスによって心と体のバランスを取り戻そうということだが、今では生活圏において圏外のエリアを探すのが難しくなっており、そのためわざわざ休暇をとり、山などの圏外地域へ行き、デジタルルデトックスをするツアーなどがトレンドになっている。

創造性はオフラインから生まれる
僕もオンラインベースで仕事しているため、日々どっぷりパソコン、スマホを使っており、ネットとどう向き合うかを常に意識している。ITをベースにしたビジネスが当たり前の今はオフラインだけで仕事はできない。

しかし、仕事もプライベートも全てをデジタル上で完結するというは健全ではない。そもそもITを仕事で使う場合は、生産性、効率性などを上げ、レバレッジを上げるために使うものだ。

だからこそ、できるだけ無駄なノイズは排除して、目的を明確にしないと余計なリソースをオンライン上で使ってしまう。あらゆる娯楽をネットで楽しめるからこそ、デジタルな世界と距離を置くことはとても大事だ。

例えばテレビドラマシリーズなども、オフラインの時代には毎週1話観て、次週までの期間があるから、その期間に次はどうなるのか?という創造力が養われたが、今ではHuluなどでその気になれば、ぶっ通しで「24」のシーズン1からシーズン8まで一気に観ることができる。

しかし、このような生活を送るとセルフコントロールが効かなくなり、ただ時間を潰すだけの思考停止状態に陥ってしまう。

ITライフをコントロールするためには、創造力を養い、デジタル情報に刺激を求めるのではなく、インプットした情報を自分の頭で熟成しアイデアに変えたり、日々の生活に役立てることによりデジタルとアナログのバランスを保つことができる。