デスクワークで腰痛を改善できるバランスボール対策

日本での腰痛人口は2800万人に上っており、このほとんどが仕事によるものだ。長時間のデスクワークや看護師など中腰で仕事をする人が慢性的な腰痛を抱えている。

最近は、オフィスでバランスボールを使っている会社も増えている。慢性的な腰痛を訴える社員が増えており、腰痛は生産性の低下になるため、バランスボールを導入して改善を図っている、

僕もバランスボールでデスクワークをしているが、確かに固定された椅子よりも常に腰をクネクネ動かすことができるので、腰痛が和らぐようになった。しかしバランスボールにずっと座っていると、背もたれに寄りかかれないため、背筋がけっこう疲れてくる。

だから後ろにもたれたくなったら、普通の椅子に座るようにして、使い分けるようにしている。ただバランスボールにしたからといって、腰痛が完全に改善されるかといったらそんなことはない。

座っている以上腰は曲がっているわけで、長時間デスクワークしていると、ジリジリ腰痛が襲ってくる。

スタンディングデスクの活用

腰が痛い状態で仕事をすると、集中力が大幅に低下する。腰が痛いと立ったり体を動かしたい欲求にかられる。しかし職場だと、そんなに頻繁に席を立つとサボっていると思われたり、決まった休憩時間以外は原則、席を立つことが禁止されている職場もあるだろう。

そういった状態で、無理して腰痛を感じていながら仕事をすると、生産性が下がったり、ミスをする原因にもなる。これだけ腰痛に悩まされる人が多いなかで抜本的に対策をするには、腰に負担をかけない姿勢が必要になってくる。

最近注目されているのが、スタンディングデスクだ。文字通り立った状態で作業できる机だ。これだと座る必要がないので腰に全く負担がかからない。また立った状態で作業するので、足腰のエクササイズにもなる。

僕は机と別に棚を改良してスタンディングデスクを作り、二つを使い分けて作業をしている。交互に立ったり座ったりしながら、作業すると腰にかかる負荷が大幅に軽減されるので、腰痛になることもなく、集中力も持続することができる。

スタンディングデスクを設置するのが難しければ、椅子をどかし、下にマットを敷き、膝で立つようにするとよい。こうすると立った状態と同じになるので、腰に負担がかからず、すぐに対策をとることができる。

デスクワークと死亡リスク

長時間座ることは死亡リスクにまで繋がる危険性がある。1日6時間以上座っている生活を15年続けると、死亡するリスクが40%上がるという。そして、立ち仕事をしている人より心臓病のリスクが2倍に上がる。また足の筋肉がどんどん衰え、代謝も悪くなるので、あらゆる細胞にダメージを与えることになる。

腰痛は腰だけの問題ではなく、命に関わる重大な問題と受け止める必要があるだろう。逆に言えば腰痛の痛さは、生命の危険を発する体からのシグナルとも言える。

こう考えたら、デスクワークでバランスボールやスタンディングデスク、膝立ちなど、あらゆる対策を取ることは、待った無しの状態だ。見た目や世間体に拘るあまり、長時間座ることを強要する会社には、適切な対策を要求し、改善を求めた方がいいだろう。