美容やスキルアップに活用できる遺伝子

人間の能力というのは、本当に素晴らしい。私たちは普段、このことに全く意識しないで生きている。しかし、人間の体の仕組みを知れば知るほど、その凄さに感動を覚える。

人間の体は60兆もの細胞で形成されている。その1個の細胞には、なんと約30億もの科学文学で書かれた遺伝情報が詰まっている。この遺伝情報には人間が地球で生きていくために必要な、あらゆるノウハウが凝縮されている。

だから大抵の生存上の問題はこの細胞内にある遺伝子にアクセスすれば解決することができる。そのためには、自分の頭で考え、困難を自分の力で解決しようという意志が必要になってくる。

ITが普及して何かと便利になった。現代社会は人間の潜在能力にアクセスしなくても、テクノロジーや金の力で解決できる。ましてや、日本は世界有数の経済大国。何から何まで揃っていて、快適過ぎて麻痺するほどだ。

以前、登山家の栗城氏が「不便さは贅沢だ」と言っていたのが印象に残っている。登山家は過酷な山の生活に自分の理想を求める。その不便さは極まりないものだろう。たかだか1杯の水を飲むにも30分かけて氷を溶かさないといけない。しかし、そんな環境にあえて挑むのは、潜在能力を引き出せることが分かっているからだろう。

こんなことを言いながらも、僕も仕事柄テクノロジーから離れることができない。ITにどっぷり浸かった生活をしているが、仕事以外ではなるべくITから離れるようにしてオフラインの時間を確保するようにしている。

現代社会は何から何までデータで処理することができる。しかし依存してしまうと、1日中画面の直接光を凝視し、目と脳に多大な負担がかかる。

イマジネーションが発揮されるのはアナログの世界にどっぷり浸かっている時だと感じる。オフラインの状況下で、瞑想をするとイマジネーションの素晴らしさを感じる。

かのスティーブジョブズも週に1度は、ITから離れて、禅に打ち込んでいたみたいだ。そうやって、日々洪水のように飛び込んでくる情報を遮断した時に、本質的な何かにアクセスできると感じる。

人間の構造は実にシンプルだが奥深い。私達の体は1個の受精卵から始まった。それが細胞分裂を繰り返し、人間として形成される。男も女も実は細胞の構造は同じで、男にも女性ホルモンはあるし、女性にも男性ホルモンがある。しかし、遺伝情報により、男はある時期から男性ホルモンが活性化するようにプログラミングされているだけだ。

60兆もの細胞は同じ構造なのに、遺伝情報により毛根細胞は髪を作る遺伝子がオンになり、目は視覚情報を形成する遺伝情報がオンになっている。

しかし、この遺伝情報は変化させることができる。だから精神力がタフな人間に、「心臓に毛が生えている」と比喩することがあるが、実際に心臓の遺伝子の中に毛を作る遺伝情報も書かれているので、何かの拍子に遺伝情報がオンになる可能性がある。

この60兆もの細胞のほとんどは、遺伝子がオフの状態になっている。しかし遺伝子をオフにすることができれば、とてつもない潜在能力が発揮できるだろう。

脳は普段3%くらいしか使われていないと言われている。実際に100%使えば、原発1基分のエネルギーが必要になるみたいだ。それくらいのエネルギーを放出できる力が人間には備わっている。人間の体は飢餓と寒さに耐えれるように遺伝子に刻印されてある。だから空腹を我慢するほどに、遺伝子がオンになり、生存するための遺伝子が動き出す。

だから現代のよう腹が減れば、無駄に沢山食べるというのは、遺伝子をオンにするためには膨大なエネルギーの無駄だ。

美容にしてもスキルアップにしても、小手先のテクニックより、細胞を活性化させた方がよい。すると潜在意識レベルで解決策がどんどん出てきて、言葉が変わり、行動が変わり、目標達成への道が見えてくる。そして血行も促進され、肌のツヤもよくなり生き生きする。

そのためには、セルフコントロールを心がけ、目的意識を明確に持ち能動的に生きることが大切だ。